人ごとではない防災
毎年の様に災害に見舞われている最近の日本。
2018年も残念なことに「西日本豪雨」の災害が発生してしまいました。
2011年の3.11東日本大震災も都内で経験した私ですが、とても人ごとではない、と実感しています。当時は東京都港区にオフィスが有り、新橋駅が最寄りの駅だったのですが、新橋駅内の混乱は今でもはっきりと覚えています。
また帰宅難民になってしまう可能性もあるでしょうし、台風・地震・豪雨により、思いも寄らない目にあうかもしれない。
折角、家に辿り着いても、食料不足、電気・ガス・水道などのインフラが止まることだって、当然有り得る。
3.11の震災時、何に困ったか
通信手段は大切
当時、ガラケーからスマホに替えたばかりで、モバイルバッテリーも所持しておらず、減り続けるスマホのバッテリーに焦っていたことを思い出します。
Twitterの呼びかけで、救助を求めるツイートが拡散し無事に救助された、などの話も有りました。
やはり通信手段が大切。家族や友人、恋人に電話は無理でもSNSで連絡を取り合える筈。
そうなると、やはりバッテリーが重要となってくる。日常、持ち歩いているモバイルバッテリー以外にも用意しておくと、2、3日は連絡が取れる。これは、かなりの安心感です。
ちなみに、私は普段から10000mAhのモバイルバッテリーを常備してバックパックに入れています。
幸いなことに、モバイルバッテリーは最近、10000mAh以上の大容量で低価格化もしてきており、気軽に用意できる様になっています。
太陽光でバッテリーに充電できるタイプも有るので、よりサバイバルには役立つこともあるでしょう!
大体、3000円ほどで、Ankerなどの信頼できるメーカーの10000mAhのモバイルバッテリーが購入可能です。
防災用の備蓄の水・食料は何日分必要か。3日分で十分?
災害時は、「自力で3日は耐えよう」というのが通説の様です。(またり調べ)
自宅で3日間過ごす時に必要な備蓄品
大災害発生時、公的な支援物資はすぐに届くとは限りません。コンビニなどのお店にも人が殺到し、商品がすぐ無くなる可能性もあります。
電気、水道、ガスといったライフラインは、大災害発生直後は停止し、利用が困難になります。
1995年の阪神淡路大震災、2011年の東日本大震災での、各ライフラインの復旧までの日数は図のようになっています。
さらに、内閣府による首都直下地震等による東京の被害想定によれば、各ライフラインの復旧目標日数は、電気で6日、上水道で30日、ガスで55日となっています。出典:一般財団法人 日本気象協会 トクする!防災 より
関東で災害があった場合は、そんな簡単にインフラは復旧しないでしょう。
普段からバスに水を貯めておくことをルールとしておけば、当面、トイレの水はしばらく確保できます。
問題は、飲料水、食料。そして夏ならば暑さ、冬ならば寒さ。
やはり、保存食・飲料水を普段から備蓄しておき、期限が近くなったら普段の食事に利用して、そのタイミングで新しい備蓄品を用意する。
この昔からのルールが最も効率的でコスパも良いです。
25年保存非常食というものも有ります。
女性必需品セット、というもの有ります。必要もの揃っています。
まとめ
インフラが途切れても、自力でサバイバルする。そのための準備とルールを決めておく。
モバイルも、スマホだけではなくWi-Fiルーターを普段の通信手段として使用する、というのも良いでしょう。
自分だけじゃなく、大事な家族、恋人、友人にも勧めたり話し合うのも大切です。
連絡が取り合えなくなった場合は、●●が集合場所など予め決めておくのも良いですね。
備えあれば憂いなし。