2月9日放送「ワイドナショー」で第92回アカデミー賞作品賞予想
ダウンタウン松本さん出演の「ワイドナショー」。
コーナーの中で、アカデミー賞「作品賞」発表を翌日に控え、予想がされていました。
和かに解説される姿が印象的な、映画評論家「有村昆」氏の予想が非常に分かりやすく解説されておりましたので、簡単にまとめてみました。
今回のアカデミー賞のポイント
・今回は大混戦である
・史上初が「3つ」有る
1.アメコミ発「ジョーカー」がノミネートされた。アメコミ作品がノミネートされたことは初
2.「パラサイト半地下の家族」韓国映画でノミネート初
3.Netflix作品「アイリッシュマン」「マリッジ・ストーリー」の2作が初ノミネートされている
・アカデミー賞は、本来劇場公開されていない作品は対象外だった
・配信作品のみだったNetflixは、自身で劇場を建てて公開して対象となっている
・勢いのあるNetflix1社の予算は、ワーナー、ディズニー、ユニバーサルなど大手の合計予算と均衡するくらいである
有村昆氏の予想
「作品賞」予想は「1917」
「監督賞」予想は「パラサイト半地下の家族」
・1917、ジョーカー、パラサイト半地下の家族が騒がれる
・「ジョーカー」はテロ推進と取られかねないストーリーであるので、受賞は難しいのではないか?
2020年作品賞ノミネート一覧
ジョーカー
・アカデミー最多11部門ノミネート
・社会から疎外された心優しき男がバットマンの宿敵に変貌していく姿を描いた作品
・出演:ホアキン・フェニックス
・R指定作品
・世界興行収入10億ドル(約1100億円)を突破パラサイト半地下の家族
・富裕層と貧困層 相反する2つの家族の出会いによって展開する悲喜劇を描いた作品
・出演:ソン・ガンホ1917命をかけた伝令
・全シーンがワンカット長回し撮影が話題(よく見るとデジタル加工されていて”長回し風”でもある)
・第一次世界大戦の戦地に投入された二人の英国人兵士が味方の命を救う奮闘を描いた人間ドラマ
・出演:ジョージ・マッケイワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド
・レオナルド・ディカプリオとブラッド・ピットが初共演アイリッシュマン
・Netflix作品
・出演:ロバート・デ・ニーロフォード vs フェラーリ
・出演:マット・デイモンジョジョ・ラビット
・出演:ローマン・グリフィン・デイビスマリッジ・ストーリー
・Netflix作品・出演:スカーレット・ヨハンソンストーリー・オブ・マイライフ/私の若草物語
・出演:シアーシャ・ローナン出典@:フジテレビ ワイドナショーより
今回のアカデミー賞日本人候補者は
「メーキャップ&ヘアスタイリング賞」は「カズ・ヒロ」さん4度目の候補入りです。
有村昆氏の予測は「おそらく取りますね」と断言されていました。
・普通はゴムで顔全体をペタッと貼るのが一般的だが、「カズ・ヒロ」さんの手法は、目、鼻、顎などのパーツを貼っていく。
映画「スキャンダル」
・アメリカの放送局FOXニュース女性キャスターが会長兼CEOをセクハラで告発した事件を実写化
実在のキャスター「メーガン・ケリー」に、女優「シャーリーズ・セロン」が成り切るメイクアップが圧倒的です。
まとめ
2020年2月10日に発表されるアカデミー賞。
事前に調べて発表を待つのも、作品賞を含めてノミネート作品を観に行くのも楽しみになりましたね。
有村昆さんの解説は、親しみ易く的確で映画を観に行きたくなります。
「1917」のワンカット撮影は、やはり気になります。映画に行こう。