Xperiaを考察してみる

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SONYのXperiaとiPhone

未来を感じたデバイス

私は、Xperiaを3台使用してきました。

  • Xperia X10(SO-01B)
  • Xperia acro HD(SO-03D)
  • Xperia Z1(SO-01F)

今は、MVNOにMNPを行い、VAIO Phone Aを使用しています。

VAIO Phone Aも良くできているスマホであると思うのですが、いずれは、またXperia、若しくは、iPhoneに機種変更しようと思っています。

Xperiaは、SONY好きの私にとって気になる存在であり続けています。

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初めてのXperiaは、Sony Ericssonブランドで登場した「Xpria X10(SO-01B)」でした。未来感溢れるデバイスでしたね。

2008年7月11日、日本に登場したiPhone3G。2010年4月1日、ドコモより発売されたXpria(SO-01B)

スティーブ・ジョブスというカリスマが生んだiPhoneの対抗馬として日本のSONYのスマホキター!とワクワクした記憶があります。

カメラはサイバーショット、音楽はWalkmanの技術を搭載して登場してきたら、黙っていられなかった。

このXpria X10(SO-01B)は、3G(FOMA)回線、防水は無し、発売当初は、Android OS1.6(後に2.0/2.1にアップデート)、マルチタッチ非対応など、今と比較すると隔世の感が有りますが、登場のインパクトは大きかったのです。



尖がって欲しいXperia、次のモデルは?

SONY Ericssonから初のAndroidデバイスとして生まれたXperiaは、現在のXZ2に至るまで、次々と発売されています。

中では、名機と謳われ、人気も継続した「Z3」も登場しました。

カメラは高性能化したり、高性能バッテリー、高性能CPUなど進化を遂げてきたXperiaですが、2017年のスマートフォン販売台数のトップ5は全てiPhoneシリーズとのことです。

Xperiaというと、辛うじて11位にXZが入りますが、販売台数シェアが1.6%という現実・・・。BCN RETAILより

そんな中、2018年夏、国内版最新Xperiaは、「Xpria XZ2 Premium」を投入してきました。
デュアルカメラ(2眼カメラ)を搭載し他社に追い付こうという姿勢が見えます。

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そこで、Xperiaのフラッグシップモデルと言われる「Premium」モデル、「XZ Premium」と「XZ2 Premium」を比較してみました。

仕様比較

Xperia XZ2 Premium

Xperia XZ Premium

サイズ(高さ・幅・厚さ) 158mm・80mm・11.9mm 156mm・77mm・7.9mm
質量 236g 191g
ディスプレイ サイズ 5.8インチ

解像度 4K:2160×3840

サイズ 5.5インチ

解像度 4K:2160×3840

CPU 2.8GHz(クアッドコア)+1.8GHz(クアッドコア)オクタコア 2.45GHz(クアッドコア)+1.9GHz(クアッドコア)オクタコア
電池容量 3400mAh 3230mAh
OS Android 8.0 Android 7.1 ※OSアップデートで8.0対応
内蔵メモリ RAM 6GB

ROM 64GB

RAM 4GB

ROM 64GB

メインカメラ(外側) Motion Eye Dualカメラシステム

①有効画素数約1920万画素

・裏面照射積層型CMOSイメージセンサー

(カラー) Exmor RS®︎for mobile

②有効画素数約1220万画素

・裏面照射積層型CMOSイメージセンサー

(モノクロ) Exmor RS®︎for mobile

Motion Eye カメラシステム

有効画素数約1920万画素

・裏面照射積層型CMOSイメージセンサー

・Exmor RS®︎for mobile

メインカメラ(内側) 有効画素数約1320万画素

・裏面照射積層型CMOSイメージセンサー

・(モノクロ) Exmor RS®︎for mobile

有効画素数約1320万画素

・裏面照射積層型CMOSイメージセンサー

・Exmor RS®︎for mobile

ワイヤレス充電対応 ワイヤレス充電非対応

 

全世代のXZ Premiumと比較すると、本体の厚さ・重量とも大幅に増加しています。

デュアルカメラ、ワイヤレス充電対応、RAM6GBというのが、主だったスペックアップというところでしょうか。

海外版では、「Xperia XA2 Plus」が発表されています。XZとは異なり従来のXperiaのスタイルを踏襲しつつ、18:9ディスプレイ、ハイレゾ対応、23MPメインカメラ、8MPの120°超広角セルフカメラを搭載した面白いモデルです。

国内では未発売の機種となり残念なのですが、今後の動向を注目したいと思います。

国内販売したら、結構売れそうなんですけどねぇ。

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まとめ

Xperiaは、尖がっていて欲しい。SONYのデバイスなのですから。
販売台数シェアが1.6%は、あまりにも寂しすぎる。

シェアが伸びないのは、何故か。iPhoneが日本で異常な人気もありますが、Xperiaに特徴がないからではないでしょうか。デバイス自体は堅実で、それも特徴とも言えますが、どうも、日本の携帯電話キャリアありきの販売方法にも限界があるようにどうしても思えてしまうのです。SIMフリーのXperiaは、日本国内ではオフィシャルで購入することができません。

また、Xperiaも、二眼カメラを他社に追随してようやく搭載となりましたが、何かを先駆けて始めて欲しいのです。

何か、尖ったXperiaらしい機能、SONYの独自のコンテンツ、なんでも良い・・・。

Xperiaファンとして、そう思うこの頃です。