ヤマハのバイク「SR」を知っていますか
生産終了となってしまったSR
ヤマハから発売されていた、SRをご存知でしょうか。
バイク好きの方ならご存知だと思うのですが、単気筒エンジンを載せた、400CCのバイクです。
フォルムは、「THEバイク」と言えるもの。
以前は、500CC、250CCモデルなども有ったのですが、近年は400CCのモデルのみ発売されていました。
ところが、排ガス規制により、2017年9月、発売元のヤマハ発動機より生産終了が発表され、現在は過去のバイクという位置付けになっています。
単気筒エンジンの鼓動は止まらない
とは言え、SRは過去にも排ガス規制の波に揉まれながらも、復活を果たしています。
今回も、生産終了とはなっていますが、排ガス規制に対応したモデルを開発中とのことです。
ヤマハと言えば、SR。復活を静かに期待したと思います。
SRを乗っていたことをブログでご紹介したい
古き良きバイクを楽しむのを体現する
実は、私は過去にSR400を所有していました。単気筒エンジンの鼓動音と振動の魅力に引き込まれ、北海道ツーリングに行ったことがあります。
その世界を少しご紹介します。
こちらは、当時、Youtubeにアップした、2007年式SRのノーマルシングル音。
SRの特徴はこちらです。
- 単気筒空冷エンジン
- キックスタート
- クラシックフォルム
- カスタムベース など
挙げるときりがないのですが、何と言っても単気筒エンジン・キックスタートですね。
「ドコドコ・・・」と単気筒エンジンが奏でる鼓動感は、バイクに乗っている!という喜びを身体で感じながら走ることが出来ます。
キックスタートとは、エンジンに火を入れる方法です。カッコよく言いました、エンジンをかける動作です。
車なら、キーを挿して回す、または、スイッチを押すとエンジンがかかりますよね。
SRは、足でキックペダルを蹴ります。(踏み込みます)
最近は、余り、そんな風景見なくなったのかもしれませんが、古い映画のシーンとかのイメージですよね。

北海道にて

美瑛にて
取り様によっては、面倒くさい、疲れる、なんか難しそう・・・そんな意見もあるでしょうが、SRは、エンジンをかけるとこからSRなのです(力説)w
SRは、ノーマルももちろん素晴らしいのですが、カスタムベースとして楽しむ”カフェレーサースタイル”というカテゴリーがあります。
1960年代、イギリスで唯一の24時間営業だったロンドンのカフェ、“エースカフェ”にロッカーズとよばれる若者達が毎夜のように集まった。彼らは改造したオートバイに乗り、店のジュークボックスにコインを入れて曲が始まると同時にスタートし、曲が終わるまでにカフェに戻ってくるという公道レースを行っていた。改造されるベース車両はノートンやトライアンフ、BSAなどのオートバイであった。当時は彼らロッカーズをカフェレーサーと呼んでいたが、その文化が世界中に広まり、現在の日本でもオートバイの改造スタイルの一つとして認知されている。
出典:WiKipedia:”カフェレーサー”より
カフェレーサーに憧れ、カスタムしてSRを弄るのも一興。SRは、カスタムパーツも豊富に有るので選び放題です。
セパハン・バックステップ・丸目ライト・ノートンタイプタンク・・・。パーツに拘るとキリが無い。
このカフェレーサーの世界、痺れます。
まとめ
古き良き、バイクという形を体現していたSR。
生産終了となりましたが、決してこのままでは終わらないでしょう。
手放して、つくづく後悔しているのですが、いつか、また、乗ってみたいバイクです。

北海道とある道にて